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地球を見つめようあなたは、樹木の名前をいくつ知っていますか?高山植物の名前は? 野鳥の名前は? 虫の名前は? 私は、たいして知りません。というか、無理して覚えようとは思ってないので、気にもしてません。でも、自然の仕組みや、森に入るための注意や、雪山に対する対処は、知ってないと自分の生死にかかわります。 スノーシューで自然の中に入っていくということは、生死をかけるということです。文明の利器に守られた点と線の世界から、外の世界にはみ出るということですから、最低限、自分を守る知識をもたなければなりません。そのためには、付け焼き刃の自然に対する知識では意味がありません。野鳥や虫の固有名詞を知っていても仕方がないのです。 厳しい自然の中で生き残るには、暗記で得た知識は、むしろ有害でさえあります。それよりも、見たりさわったり触れたりするといった体験をとうして、地球を見つめることです。地球を見つめることによって、バラバラな雑学に一本の筋がとおり、はじめてある種の光が見えてくるのです。でないと、大自然に簡単に負けてしまいます。 大自然は、予測不可能な世界です。何がおきるかわからない。そういうフィールドでは、暗記ではなく、考え方を身につけた方がいいですね。そうすれば、だいたいの対処がわかるし、いくらでも応用がきくものです。 例えば、あなたが火山に登ろうとしているのなら、それだけの情報で、河口付近には、どんな植生で、山麓にはどんな植生かが、だいたいわかり、どんな動物が住んでいるのかも推理できます。地図を見れば、もっと細かいことまでわかるでしょう。雪質や、雪崩についても、おおよその事は分かるはずです。考え方を身につけてしまえば、少ない情報(知識)でも、ある程度のことは推理できます。では、スノーシューで、雪山に入る前に、ちょっと考えてみましょう。 雪とは、いったい何なのか? どうして雪が降るのか? どんな雪があって、 それぞれどんな性質をもっているのか? 行こうとする山は、どんな山か? 山にどういう歴史があって その結果、どんな植生になっているのか? どういう傾斜があって、 どんな地質をしているのか? 次のページへ進む |
アニマルトラッキング2スノーシューの魅力は、各フィールドにおけるアニマル・トラッキングで遊ぶことも大きな魅力です。下記のフィールドで、アニマル・トラッキングを楽しんでみましょう。ウサギの足跡ウサギの足跡をどこまでも辿っていくと、急に足跡がとぎれてしまうことがあります。これを「トメ足」と言います。狐などの天敵に跡をつけられて、寝込みを襲われないための知恵です。足跡を消す手口は、数歩ほど後戻りをしてから遠くにジャンプします。しかし、人間はそのことを知っているので、「トメ足」を見つけると、近くにウサギが寝ているなとわかってしまうのです。ウサギは藪山の中を歩くとき人間の作った林道をよく利用しています。やはり藪の少ないところを通りたいのでしょう。ウサギはまた同じ道をわりとよく歩く習性があるので、通り道に針金の罠を仕掛けてウサギをとる狩猟法があります。 キツネの足跡ほとんど一直線なのがキツネの足跡の特徴です。しかし、全速力で走った場合にはウサギのような足跡になります。リスの足跡ウサギの足跡に似ていますが、全体に小さく、前足の足跡がウサギのように縦にならないで後足のすぐ後に小さく横並びになります。リスは移動するとき木を飛び移ることが多いので、地上に降りるのは遠くの木に行くときか、餌を探すときです。タヌキの足跡キツネに似た足跡ですが、左右にすこし開いていること、直線的ではないこと、足を引きずるようにすること、などの特徴があります。足が短いので、腹をすった跡が残ります。イタチの足跡川の近くを歩くことが多く、川の中にも入ったりします。テンの足跡5本指が特徴。軽井沢日記(ブログ) 北軽井沢日記(ブログ) スノーシュー・軽井沢(ブログ) 軽井沢のスキー場(ブログ) |
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