軽井沢高原スノーシューガイド
スノーシュー入門 冬山基礎知識 軽井沢周辺コース 鹿沢高原コース 菅平・白根コース インタープリテーション
■スノーシューとは?
  スノーシューにチャレンジ
  世界を変えるスノーシュー
  スノーシューの可能性
  地球をみつめよう
  自分をみつめよう

■入門編−雪あそびしよう
■初級編−森を歩こう
■中級編−山に入ろう
■上級編−冬山にチャレンジ

   ルートの見つけ方
   ラッセル
   深雪ラッセル
   急斜面ラッセル
   
   樹林帯
   草原・森林限界
   稜線・岩
   雪庇・吹溜り
   沢筋
   雪原・その他

■スノーシューのための用意
   靴・靴下・スパッツ
   下着・防寒着
   雨具・ヤッケ
   帽子・耳当て
   手袋・ザック
   テルモス・行動食
   スノーシュー・ストック
   その他

リンク
サイトマップ
トップページへ戻る

急斜面ラッセル

 傾斜がきつくなってくると、膝までの雪でも実質的には腰まで、腰までなら胸までと同じことになり、引力にさからって身体を上に持ち上げていくという労力も加わるので、大変な重労働になりますから注意しましょう。

 その場合は、スノーシュー(ツボ足でも)でラッセルする時は、踏み出した足を一気に踏み込むのではなく、一度軽く踏みつけてからいったん技量し、ひと呼吸おいてからあらためて踏み込む(足裏全体に均等に加重させるために水平に保つ)のが動作のコツです

(そのために片足で立っている時間が長くなるのでストックを持っているのが有利なのですね)。

 これは雪の焼結作用を利用するもので、最初軽く荷重をかけたあと技量した時に雪の結晶どうしが氷結してくつつき合い、多少なりとも支持力が増すからです。

 まだるつこしいと思われるかも知れませんが、急がば回れです。ただし、あまりにも低温でサラサラ雪の場合は効果がないようです。そうなったら、あとはひたすら根性で登ることになりますから、撤退を考えても良いかもしれません。

ラッセルでの注意

 ラッセルをするような深雪、軟雪の斜面は当然、雪崩の危険があります。特に樹林帯でない斜面では、できるだけ斜面の横断(トラバース)を避けましょう。もちろん斜面の途中で休息することも慎みます。

 ラッセルの先頭は、目前のラッセルに全精力を使っていて斜面全体に気を配ることができません。ですから2番手以下が常に上方に気を配って、危険な兆候を発見したらすぐ全員に知らせなければなりません。

 なお、ルートによっては深雪と堅雪が交互に現れる場合もあります。こういうときはいちいちスノーシューを着け替えていると非効率なので、両方とも着けていくのが得策です。


軽井沢日記(ブログ)
北軽井沢日記(ブログ)
スノーシュー・軽井沢(ブログ)
軽井沢のスキー場(ブログ)


冬のネイチャーウオッチングに最適 スノーシューで雪遊びしよう
北軽井沢ブルーベリーYGHマネージャー著


北軽井沢ブルーベリーYGHのマネージャーが
スノーシューの本を出しました!
北軽井沢ブルーベリーYGHのマネージャーが
lリヒャルト・シルマンの本を出しました!