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冬山の基本技術−斜登ワカンとアイゼンによる斜登急斜面が長く続く時は斜面を斜めに登り、時々方向転換をしつつ、ジグザグに登っていく斜登が有効です。雪が固くない場合は、足を前に振り出し、その勢いを利用して靴のサイドエッジで斜面をスーツと削り取るようにしてステップを仕上げます。山側の足のステップを作るのはあまり面倒がありませんが、谷側の足のステップは山側の足がじゃまをして少しやりにくいかもしれません。スノーシューによる斜登やはり、なだらかな斜面の場合、スノーシューの威力を発揮します。ワカンとアイゼンにくらべて、なんて楽なんだと思うことでしょう。スノーシューにしてよかったと思うはずです。しかし、急な斜面では、これが逆になります。そこで斜登を試みるわけですが、やっぱり滑ります。平そこで、キックステップを使うことになりますが、キックステップで斜登を行うときは、ストックでバランスをとりつつ、直登よりも体重をのせて一歩一歩慎重に登ることですね。それでも滑る時は、足を逆ハの字にして登ります。 もちろん蹴り込んだスノーシューに、体重を十分に載せることも忘れてはなりません。クランポンと、フレームのグリップを、がっちりと雪面に食い込ませて、滑ることなく登るようにしましょう。 それがだめなら、ストックに体重を預け、蹴り込んだスノーシューにゆっくりと体重を載せるようにします。ストックは短く持つのがコツです。とにかく、うまくストックを使うことによって、登るようにします。 |
クロスベアリングコンパスを使って現在地を知る方法にクロスベアリングという方法があります。自分の位置から見える二点の目標物への方位角度を測り、地図上で、その目標物を通るそれぞれの方位角の線を引く方法です。 この二つの線が交差するところが自分の位置となります。ただし、精密な測量器械や技術を使うわけではなく、単純な手作業で行うのですから、ある程度の誤差は必ず出ます。 ですから、目標物も二地点より三地点のほうが確実ですし、不安なら四地点の方で確認しましょう。 ただし、このクロスベアリングは、ある程度見通しがきく場所でないと実行できないし、地図を読む力がないと地図上で目標物を確定できないという弱点があります。 地元のガイドさんは、瞬時にしてクロスベアリングを行いますが、それは、見慣れた山の景色で、あの山は★★山だと、すぐにわかってしまうからです。 軽井沢日記(ブログ) 北軽井沢日記(ブログ) スノーシュー・軽井沢(ブログ) 軽井沢のスキー場(ブログ) |
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