軽井沢高原スノーシューガイド
スノーシュー入門 冬山基礎知識 軽井沢周辺コース 鹿沢高原コース 菅平・白根コース インタープリテーション
モデルコース

51.バラギ高原
52.北パノラマライン
53.ろう石山
54.的岩(中級者向)
55.四阿山(上級者向)
56.根子岳(上級者向)

61.草津温泉周遊
62.殺生が原
63.草津常布の滝
64.白根山(中級者向)
65.本白根山(上級者向)

71.万座温泉周遊
72.嬬恋牧場
73.吾妻鉱山跡
74.弁天池
75.熊池(上級者向)
76.山田峠(上級者向)


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62.殺生が原ダウンヒル

 草津から志賀高原に抜ける志賀草津道路は、バイクのライダーに大人気ですが、冬は閉鎖されています。冬、草津から志賀高原方面に走っていくと、終点がスキー場のある、殺生が原になります。ここは、近付くと強烈な硫黄臭が鼻をつく、旧火山の活動現場です。近くの道路には駐車禁止と表示されるほど有毒ガスが充満する危険地帯でしたが、現在はガス測定器が設置され、立ち入り禁止区域にはロープが張られています。




ヤマドリ

 山鳥。鳥綱キジ目キジ科。日本特産種。雄は尾が40〜90センチと長く、全長は約125センチに達し、体重約1.5キロ、全身赤褐色で美しいです。雌はかなり小さく、尾長約20センチ、全長約55センチ、体重約0.8キロです。

 ヤマドリは平地から低山のよく茂った林に生息し、とくに谷に多いです。草原や明るい林を好む近縁のキジに対して、暗い場所を好み、スギ、ヒノキの造林地にも入ります。

 地上で、草の種子、木の実などの植物質、昆虫、クモなどの小動物をとるほか、高い枝やつるに止まって、ヤドリギの実やカシ、ナラなどの堅果を食べます。一夫多妻で、雌は交尾後、林内の地上の物陰に、木の葉や枯れ草を敷いた巣をつくり、7〜13個の卵を産みます。
 抱卵日数は約24日。抱卵と雛(ひな)の世話は雌のみが行います。あまり鳴きませんが、クククと低い小さな声を出すほか、雄は繁殖期にチュイッと鋭く鳴きます。外敵にあいますと、地上に伏せて隠れたり、飛び上がって渓谷を下り、または樹上の茂みに身を潜めます。

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