■森を歩く―森林セラピーへのいざない
あの田中淳夫さんが、「森林療法」「森林セラピー」について
詳しく解説してくれた本を出版されました。
森を歩く―森林セラピーへのいざない
(角川SSC新書カラー版)
(新書)
田中 淳夫 (著)
出版社: 角川SSコミュニケーションズ (2009/03)
この本では、もっと多彩なバリエーションの森林浴。つまり「森林療法」「森林セラピー」が紹介されています。森林ヨガ、スノーキャロット、森林トレーナー、人間に会わない森林浴、マタギ道、宗教セラピー、天空ラセピーなど。一言で、森林療法、森林セラピーといっても色々な、やり方があるのですね。いまさらながら考えさせられました。
しかし、この本の面白いところは、それらの各種セラピーの紹介よりも、第1部の「森は本当に人を癒せるのか」の部分の記事です。「どうやら森林が、病気によいらしい」という意見は、山岳関係者には常識になっていますが、実は、根拠が曖昧だったりするんですね。経験で感じているだけだったりする。それについて、第1部の「森は本当に人を癒せるのか」について詳しく述べられています。
実は、この本、リヒャルト・シルマンを参考文献に使っていたりします。その理由は? よかったら読んでみてください。見本は、北軽井沢ブルーベリーYGH
にあります。書店にもきっと並んでいるはずです。
ちなみに、この本の著者のブログが公開されています。森林ジャーナリスト・田中淳夫さんのブログです。下記をごらんください。
http://ikoma.cocolog-nifty.com/moritoinaka/
http://shinrin-journalist.la.coocan.jp/
購入は、こちらで。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550662/morikoroweb-22