軽井沢高原スノーシューガイド
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稜線・岩場を歩くコツ

 岩場歩きは、もっとも難しいところで、スノーシューの爪を引っ掛けないことが第一になります。また岩登りといっても、夏の岩登りとは様子がまったく違います。装備は多いし、着膨れしているし、手袋もしています。ですから岩では、ザイルを使うことをためらってはいけません。危険を感じたらすぐに出すことです。そのためにも、岩稜の多いコースでは、常にシットハーネスを付けておくことをお勧めします。


 岩がごろごろしたガレ場も、冬ともなれば雪の下に隠れてしまっていることがほとんどですが、大きな岩が多いところで、おまけに雪が少ないとなると、これはもう厄介以外の何者でもありません。岩の間に足を落としたりしないよう、細心の注意が求められます。先頭がたどった跡を極力はずさないように歩くことが肝要です。自信が無い場合は、撤退する勇気をもちましょう。

雪崩の恐怖3

 雪崩発生の要因には、登山者自身が誘発した雪崩というのも非常に多く発生しています。

 自然発生雪崩が登山者のはるか上方から落ちてくるのに対して、これは不安定状態の積雪層、特に内部に弱層があるような積雪斜面(表面が比較的固いしっかりした積雪層になっているように見えていても)に人が踏み込み、刺激を与えることによって雪崩発生の誘引になるわけです。

 なだれそうな積雪というのは、ちょっとした刺激が加えられるのを今か今かと待ち構えているような状態ですから、はれ物に触るような細心の注意を払わなければいけません。

 一般的には斜面は極力横切らず、できるだけ直線的に登ることが望ましいです。斜面を横切ることによって、微妙にくっつき支えあっている雪粒どおしを上下に分断し、積雪内部の弱層を刺激し壊してしまうことになるため、雪が斜面にとどまろうとしている支持力をなくしてしまうからです。

 どうしてもトラバースをしなければならないような場合は、登山者自身が与える刺激衝撃度を少しでも小さくするために、狭い範囲内に大きな重量を加えないことが大切です。大人数の重量も雪崩を誘発パーティーを組んでラッセルする場合など、どうしても2番手以下が先頭者にピッタリ付き添って数珠つなぎになって登る形になりやすいのですが、各人の間隔をしっかり開けて登るべきです。

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