軽井沢高原スノーシューガイド
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雪庇・吹溜りを歩くコツ

 稜線で怖いのは、転倒・滑落です。転倒しないためには、一歩一歩きちんと歩くこと。そして、露岩にスノーシューの爪を引っ掛けないために、足の上げ下げを意識して行うことです。雪で隠れている岩の割れ目に爪を挟んで、前のめりに倒れてしまうこともあるので、時々ストックを使って雪の下の状況を確認することも大切です。


 稜線では、雪庇にも気をつけなくてはいけません。雪庇が崩れ、ストンと落っこちないようにしてください。雪庇に乗らないようにするには、稜線の項稜から距離を置くことが必要です。

 それと、雪庇は風の強いところで発達するので、風上側の雪は薄いのがふつうです。当然、露岩やハイマツが出ていることも多いので、歩きにくいのですがとりあえずは安全地帯です。

 天気がよく、雪が緩んでいる時や、吹雪などで視界が悪い時は、特に慎重に行動してください。晴れて風がなければ、楽しい山登りになりますが、天候が崩れると遮るもののない厄介な場所であるだけに、生死の境目を歩くはめになります。

雪崩の恐怖4

 さて、雪崩に巻き込まれたらどうしたらいいかですが、流されるうちに、鼻と言わず口と言わず粉雪が入り込んできて、息ができなくなります。鼻は仕方ないものの、口を片方の手で覆いましょう。生死を左右したのは、気道確保ができるかどうかです。

 もちろん、すぐに見つけ出してもらうために、可能な限り表層を流れる努力は必要ですし、雪崩が止まった時の凄まじい圧力に潰されないためにも、泳ぐようにしてガムシャラに動いていることも必要でしょう。しかし、呼吸が止まったら終わりです。まずは気道確保。流されながらもそれを考え、実行するとよいでしょう。

 それから雪崩紐というものがあります。これは20mとか30mとかの長くて比重の軽い細紐(毛糸やナイロン製の細引きなど)を各自が身に付けて行動し、万一雪崩に襲われて埋没してしまった場合に、その紐のどこかの一部分でもデブリ(なだれた雪の堆積)の表面に露出して埋没者の位置を特定しやすいように、という狙いが込められたものです。

 不幸にも雪崩に襲われ埋没してしまったとき、他の仲間が無事だった場合は、掘り出してもらえる可能性があります。

 こうした場合に威力を発揮するのが雪崩埋没探知機(ビーコン)です。当然のことながら、できるだけ全員が携帯しているのが望ましい機器です。

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